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戦国BASARA2の前田慶次受け語りログ。
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昨日ひたすらに雑部下についてちこさんと語ってたんですがねその内容ってのが


現パロ雑部下


でして。
今まで現パロで雑部下って言うかタソガレドキ語ったこと無いんで(雑部下は随分語りまくった気がするけど全然尽くしてない)何て言うか



色んな意味で脳内沸騰。


ちょ、ヤバイよ!!!あれはヤバイよ!!!!
もう本当にいつか書くよ!!!!可愛すぎだろ部下!!!モロ!可愛いんだって雑部下は!
本当に脳内パーン!!って来ますから可愛すぎる・・・っ!
今まで忍は色んなカプにはまってますが(本当にそれこそカオスに)雑部下はその中でも一番のマイナーだろうとか言い合ってしまいました。
いいんだね可愛いから・・・雑部下可愛いんだ!雑部下万歳!!!
ちこさんが雑部下人口増やせるように頑張るって言ってくだすったから今から楽しみです!わああぁあい!!!!


そんなわけで続きは雑部下。
現パロじゃないよ!ちゃんと室町だよ!ほのぼのだよ!
でもちゅーはしてるから注意!

「口を吸って欲しいのかい?」


そういう意図があったわけでもなく、ただ何気に見詰めてしまっていた自分に対し、目の前の人物は突然そんなことを口にした。
言われた言葉の意味が掴めず頭の中で繰り返し、脳の中で整理するまでほんの一瞬。
その意味に気付いて、頬と言わず顔の頭から下までが茹でたての蛸のように真っ赤に染まる。
「な、にを突然!!!」
「いや、さっきからずっと見ているだろう?しかも、ここばかり」
そういってとんとんと差された指先に当たるのは、包帯から覗く、薄い唇。
普段は頭巾と包帯で隠れているそこが今日は珍しく晒されていて、いやでも目に入ってしまうのは仕方のないことで。
「そ、ういうわけでありません!ただ、包帯が汚れてきたからまた取替えないとと思っていただけで…」
言われて初めて気付いたのか、包帯の端がでろ、と横から出ているのに気付き、それをてにしてああ、と呟く。
「しばらく替えてないもんねぇ。また忍術学園に」
「行かないで下さい!必要ないでしょう!」
「だって嫌がるだろう」
「嫌がったことなんて一度もないじゃないですか!!」
「包帯替えるたびに溜息着いてるだろ」
「当たり前です!放っておいたらいつまでもそのままでしょう!言ってくださればいつでもお替えしますのに」
ぷすりと頬を膨らませれば、「そうなの?」とまた溜息が漏れそうな台詞を口にする。
「何だ、じゃあ別に口を吸って欲しいわけじゃないんだ」
「ああぁああ当たり前じゃないですか!!!大体組頭はいつも人をからかって」
楽しいんですか、と言い掛けた言葉を、思いっきり飲み込んでしまった。
5歩ほど向こうにいたはずの人物が、何故か目の前にいて。
しかも、自分の腕を取って、食い入るように、見詰めてきていて。
「くみ、がしら?」
口から漏れた名前は、思いの外上擦ってしまい、誤魔化す様にごくりと唾を飲み込む。
「君がしたくなくても、私はしたいと思っているんだがね」
「……え?」
「ねえ、尊奈門?」
普段呼ぶ上ではなく、下の名の方で呼ばれてびくりと肩が揺れる。
気が付けば晒された薄い唇が少しずつ近付いてきていて。
「くみ、がしらっ!」
思わず慌てて目をぎゅっと瞑ってしまい、逃げるように引いてしまった腰を、腕を取るのとは別のもう片方の手にがっちりと掴まれて。
ちゅ、と音を立てて、唇が落ちてきた。

瞼の、上に。

はっと目を開ければ、そこには目を細め、口の端を浮かせて楽しそうに自分を見る人物がいて。

「期待した?」

ニヤリと浮かんだ唇にわなわなと肩を震わせ、掴まれた腕ごと思いっきり振り上げてしまった。
「馬鹿なこと言わないで下さい!!!期待なんてするはずないじゃないですか!!!」
「そう?でも、待ってたように見えたんだけどね、その瞼が」
「ななななな何を言ってるんですか!!!!さっきから人をからかってそんなに楽しいですか!?」
ぎゃんぎゃんと吼えれば、下げていた頭巾をぐいっと持ち上げ、今し方触れたばかりの唇が再び隠れてしまった。
「楽しいねえ。特にお前を見ていると飽きない」
「そんな、ことばっかり言って…もう、組頭なんてっ!」
「私は大好きだけどなぁ?」
口にする前に先を読まれ、更に先手を打たれてしまい、言いかけた言葉がぐっと喉に詰まってしまった。
そして、震える腕をどうにか沈め、ぷいっと横を向いてぽそりと呟く。
精一杯、平静を装って。
「わ、たしだって、組頭のこと、好き、ですから」
途端、思わず逃げに入ってしまった腕を見越したかのように再び掴まれ、その黒い装束の腕の中に抱き締められていた。
「嬉しいねえ」
やっと聞けた、と言う言葉に顔を上げれば、もう片方の手が頭巾をくいっと下げ、気が付けば再び晒された唇に、自分の唇が、塞がれていた。
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